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第2話
 夜逃げのように、宮崎に着いた私は、期待と不安で胸が
いっぱいでした。
でも、とにかく1日でも早く手に職をつけ
1人前になろうと、ラーメン店Fに行き修行のお願いをしま
した。
そして、修行が始まりネギ切り、チャーシュー巻き、
その他いろいろなこと全てが新鮮で初めてのことばかりで
した。
包丁を持ったことのない私は,初日から、指を切るは
のトラブル続きで怒られてばかりでした。
無鉄砲代表 赤迫重之
でも、やはり全てが新鮮で夢がある限り、どんなことにも耐えようと心に誓っていたのでぜんぜん
大丈夫でした。
正直、自分の天職だと確信して毎日を過ごしてきたので、1日1日が早く感じました。
初めのうちは、餃子しか焼かせてもらえなかったのですが、修業10日目位から早くも、麺上げ、スープ
など
の釜の前に立ち、悪戦苦闘しながらのラーメンとの格闘が始まったのです。
特に、麺上げなどは何玉捨てられたかわかりません。上げても上げてもポイポイ捨てられる。その繰り
返しでした。悔しい気持ちが込み上げ、裏のゴミ捨て場で隠れて涙を流したこともありました。
でも、私にはたった一人,1歳違いの兄弟子がおり、二人でよく夢を語ったり、ラーメンのことについて
話したり、いろんな意味で常に競争心を燃やしていました。だから、今現在の私がいると思います。そ
の時のラーメン店Fはまだ小さく、社長、奥さん、兄弟子、私、パートさん、バイトと少人数で毎日が忙
しく、楽しかったのを今でもはっきり覚えています。

でも、そんな楽しい修業で終わるはずもありません。
でも、そんな楽しい修業で終わるはだって、スープって生きてるんだもん・・・・・・・                                                                  

第3話につづく

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